「ユーロから離脱する(させる)ルール」が無いのです。
ギリシャの破たんが騒がれていたので
調べてみると・・・・
実は、「ユーロから離脱する(させる)ルール」が無いのです。
「ユーロ」構成国(現在17か国)になるためには、
まずEUに加盟し(現在27か国)、
その中で財政赤字やインフレ率などの「基準」をクリアしなければなりません。
正確には・・・
EU加盟国でも「為替相場メカニズム(ERM)」に加入していなければならない!
英国、スェーデンなどが未加入・・・
(正確には1990年代にヘッジファンドに攻撃されて離脱したまま)・・・・・
ジョージソロスの・・・仕掛けた・・・
従って「ユーロから離脱する」ためには
「EUから離脱する」しかないのです。
「EUからの離脱」については、
2009年12月発効のリスボン条約で初めて規定され、
「当該国が希望して」「加盟国の過半数が賛成したら」
「2年後に離脱」出来るようになりました。
しかし加盟国が「勝手に離脱する」ことや、
逆に特定国を「追放する」ことは出来ないようになっています。
つまり、ユーロからも「勝手に離脱する」ことや、
逆に「追放する」することは出来ないと考えられるのです。
もちろん「条約」を変更すればよいのですが・・・
リスボン条約ですら締結に数年かかっていたため、
現実的ではありません。
ということは・・・・
マスコミの言う
ギリシャをユーロからの離脱は
可能性は薄いのです
近日中に
具体的には何か「政治的救済措置」がとられるはずです。
投稿者 PermaLink
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